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て言うほど行ってない人間の

ペトルーニャに祝福を

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女性テレビレポーターの行動が、だんだんコントみたいに見えてくる。

 


ペトルーニャに祝福を 』(北マケドニア/仏/ベルギー/クロアチア/スロヴェニア)


あらすじ
32歳のペトルーニャは、美人でもなく太めの体型で恋人もいない。大学
で学んだことを仕事に生かせず、ポリシーに反して面接を受けるがセク
ハラされた上に不採用になる。その帰り道で彼女は、司祭が川に投げた
十字架を手にした者に幸運が訪れるという、男性のみが参加する地元の
伝統儀式に出くわす。





ペトルーニャは、かの十字架をゲット。
荒々しい男性たちは、十字架を返せと彼女を罵りツバを吐きかけ、
ヒドイんだけど、ペトルーニャもけっこうな困ったちゃんで。
ずっと無職でパラサイトなのに母親を怒鳴るし蹴るし、プライドが
高いのか、多くの女性が働いている工場の仕事は嫌なようだ。
なんか、思てたんとちごた。
女性がどう、というマクロなコトより彼女自体がちょっとね。
でもそれは、北マケドニアの社会問題でもあるのだろう。
ドタバタ&いろいろな事情が知れてなかなかおもしろかった。

どうしても、アクシデントを女性差別に持っていきたいレポーター
の奮闘ぶりがどんどん滑稽になってきて笑える。