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て言うほど行ってない人間の

この世界に残されて

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押しかけるの、急すぎへん?

 

 

 

 

 

 『 この世界に残されて 』(ハンガリー) 
                                                 
                           

〈あらすじ Yahoo!映画より〉
1948年、16歳のユダヤ人の少女クララ(アビゲール・スーケ)は、
家族の中で一人だけホロコーストを生き延びた。天涯孤独の身と
なった彼女はある日、物静かな医師のアルド(カーロイ・ハイデュ
ク)と出会い、話をするうちに少しずつ彼に心を開いていく。やが
てクララはアルドを父親のように慕うようになり、彼もまた少女
を庇護することで心の平安を得る。




あらすじからして段々、先生に心を寄せていくのかと思ったら、
展開が早すぎたような。
それと、チラシの少女の顔がラストの、主なストーリーから3年後
の様子であるのもなんだかなぁ。

でも、戦禍がモロ描かれるのでなく、密告されて近所の人が連行さ
れるのが自宅のすりガラス越しだったり、少女の家族の話は都度に
彼女が口にしたりと、そのあたりの演出がよかった。
それに、最初はおばさん(正しい関係性は大伯母かな)と少女の関係が
険悪なのかと思ったら、離れることでほどよい距離感ができ、お互
いを大切に考えて笑顔で一緒に出かけたりと、理想的だ。
ラストの3年後と言い、いろいろ「思てたんとちごた」映画。