笑えない。切ない。
『 三姉妹 』(韓国)
〈あらすじ ヤフー映画より〉
ソウルに住む3姉妹が、父親の誕生日を祝うために久々に集まる。長女ヒスク
(キム・ソニョン)は、別れた夫の借金を返済しながら小さな生花店を営んでいる。
高級マンションで暮らす次女ミヨン(ムン・ソリ)は教会に熱心に通い、完璧な人
間として振る舞う。そして劇作家の三女ミオク(チャン・ユンジュ)はスランプに
陥って酒に溺れる日々を送っていた。
冒頭、2人の少女の回想シーンで、なぜ2人?と。
次女が主人公っぽいから、次女含む姉か妹なんだろうけど。
後半、なぜこの時2人だったのかの事情がわかると悲しくて涙が出そうで。
長女がいつもヘラヘラおどおど、半笑いみたいでチョット気持ち悪くて、
それがなぜかも後でわかる。
きょうだいが虐待されて「通報」という手段を知っているのに、なぜ昼間
にはできないんだろう。現行犯でないとダメなのかな。
シネ・リーブル梅田に掲示してある記事にひとつに「笑える」とあって、
まぁ3人の荒れ具合とかを指しているのだろうけど、全然笑えない。
でも、悲しくも最後の大きなガラス張りののレストランでいろいろとぶつ
けあって、写真を撮る最後がすがすがしい。いいラストだなぁ。