映画祭に行こう 映画館に行こう

て言うほど行ってない人間の

ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命



テレビ局、やるなぁ、と言うかチョット変な演出というか。

 




『 ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命 』(イギリス)


〈あらすじ〉Firmarksより
時は 1938 年、第 2 次世界大戦直前。ナチスから逃れてきた大勢のユダヤ人難民が、プラハで住居も十分な食料もない悲惨な生活を送っているのを見たニコラス・ウィントンは、子供たちをイギリスに避難させようと、同志たちと里親探しと資金集めに奔走する。ナチスの侵攻が迫るなか、ニコラスたちは次々と子供たちを列車に乗せるが、遂に開戦の日が訪れてしまう。
それから 49 年、ニコラスは救出できなかった子供たちのことが忘れられず、自分を責め続けていた。そんな彼に BBC から TV 番組「ザッツ・ライフ!」の収録に参加してほしいと連絡が入る。そこでニコラスを待っていたのは、胸を締め付ける再会と、思いもよらない未来だった。




観る前から、泣くこと必至の映画。
アンソニー・ホプキンスは名優だけど、あまり知らなかった、のが『Father』でわんわん泣く姿を見て胸が詰まって。
さすがだなぁと印象に残っていた。
回想で別俳優シーンが多いけど、9号目だったか9回目だったか、なんて字幕か忘れたが、なんせ8回目までは列車での移動救出成功、その次が遂に救えなかった。
何百枚もの書類等を急いで窓から投げ捨てて証拠隠滅する場面は緊迫感がすごくて。

テレビ番組での当時のこどもたちとの再会は、実在の人たちも出演していると聞いて、さらに涙が。
身内は殺されたり離れ離れになった人も少なからずいて、助けてくれてありがたい、良かった、だけの人生ではもちろんなかっただろうけど、ニコラスが死ぬまで皆さん交流されていたらしく、素直に感動してしまった。