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て言うほど行ってない人間の

アンネ・フランクと旅する日記


「僕の心が "自由" に対応できるかどうか…」


 



アンネ・フランクと旅する日記  』(ベルギー/仏/ルクセンブルク/オランダ/イスラエル
                                               

                       

〈あらすじ  ヤフー映画より〉
オランダ・アムステルダムにある博物館アンネ・フランクの家には、
オリジナル版のアンネの日記が保管されている。ある嵐の晩、その日
記の文字が突然動き始め、アンネの架空の友人キティーが現代のオラ
ンダに現れる。時空を飛び越えたことがわからず、自分は1944年にい
ると思っている彼女は、親友のアンネを捜してアムステルダムの街を
めぐる。







アニメーションの感じがいいなあと鑑賞した。
ツッコミどころが多いけど、こういうファンタジーもありかなと。

アンネが隠れている家で、一緒にいるほかの家族の男の子、彼に恋愛
感情があるわけではないけどちょっと寄り添ったりキスしてみたり。
印象的だったのは、平和になって堂々と外に出られたら、また会って
くれる?みたいにアンネが聞いたら、わからない、自分が自由に対応
できる心があるかどうか、みたいに彼が返事したシーン。
毎日毎日、見つからないか怯えて死と隣り合わせで自由を求めている
はずなのに、いざ解放されたら順応の可否がわからない、なんて。
そういう考えもあるのか、と、ずーっと頭に残っている。