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て言うほど行ってない人間の

2023 / 京都国際映画祭

10/13(金)〜15(日)開催。
https://kiff.kyoto.jp/

 

今回は、映画上映場所が散在していて行きにくいにもあったし、
都合で映画イベントひとつだけに参加してみた。


小津安二郎生誕120年・没後60年「『突貫小僧』の上映も!小津安二郎と映画を楽しむin京都」


作品解説
今年は小津安二郎監督生誕120年、没後60年にあたり、当館でも7月16日に続き、10月15日に小津安二郎研究者の宮本明子同志社女子大学准教授の講演をします。
せっかくの機会ですので、講演後に小津監督12本目となる『突貫小僧』も上映します。
2016年9月に当館で見つかったパテ・ベビー版にアメリカのランドルフメーコン大学ジム・ドーリング教授の演奏をつけた録音版です。
今年、さらに長尺の16㎜バージョンが発見され大きな話題になりました。人さらいの親分と子分が、さらってきた子どもの腕白ぶりに振り回される様子は、何度見ても面白いです。
主役の子どもを演じた青木富夫は以降、「突貫小僧」を芸名にして活躍します。

 


感想

私は昔の映画も小津安二郎も詳しくなくて、名前を知っていて1~2作品を観たことがあるくらい。
なのでお勉強感覚で行ってみた。
宮本明子氏も、若い頃は小津作品の何がおもしろいのかわからなかったそうだ。
ただ、結局、途中からも今でもおもしろいと感じていらっしゃるのではなく、
研究のために研究しているっぽい、という印象を受けた。
だって、ここがおもしろい、ここがすばらしいと思うようになったとかは一切なくて、
構図がこうで世界から絶賛されているとか、はじめと最後のシーンでこう違う、とかの
説明でしかなかったので。
なので、やはりお勉強にはなったかな、という感じ。